TOMOYO Linux がついにオープンソースとして登場するようです。Linuxと言う売りよりもセキュアOSとしての登場するようですね。そもそもLinuxでは弱かった、アクセスを制限するルールである「ポリシー」の自動学習機能を備えての登場だからですね。
このOSの開発元はNTTデータ オープンソース開発センターです。
NTTの社内だけでなく、顧客のサーバー環境としても稼動し実績を積んでの登場ですから、ダウンロードが解禁された場合には、他のベンダーへの波及効果も凄いものがあるのでしょうね。
ちょっと期待してしまいます。
以下IT-Proからの一部抜粋です。
----
TOMOYO Linuxは「学習モード」で,ユーザーが実行したプログラムやアクセスしたファイルを記録し,ここで行われた動作だけを許可する「ポリシー」を自動生成する。自動生成されたポリシーを適用することで,学習モードで実行された操作以外を禁止することができる。ポリシーはテキストとして生成されるので,編集することも可能。
「当初SELinuxを対象にポリシーの自動生成を試みたが,SELinuxはアクセス権限設定単位であるドメインが階層化されていないフラットな構造のため,自動生成が困難だった」(開発を手がけたNTTデータ オープンソース開発センタ シニアスペシャリスト 原田季栄氏)。そのため,TOMOYO Linuxではドメインは階層構造となっている。
>> 記事ソースはこちら
----
ファイアーウォールとしての用途のようですね。ただし実証期間がひと段落したしたのでしょうから、オープンソースとして、これからデスクトップ環境化のLinuxなどへの応用転化もされかもしれませんね。著作権状態にもよるかもしれませんが、いずれにしても改良・高度化も各LinuxとUnixの方向にすすむでしょう。
なるほど、と言う方 ^^;、クリックを
アクセスアップの無料講座。 >>
スポンサードリンク