私のフェイスブック記事からの転載です。
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ここ数日、PC用のブルーレイレコーダーと格闘していました。
で、地デジや、ひかりTVなどのネット配信と、高密度記録メディアにまつわる、地球規模の壮大な謎=計画に触れてしまいました・・・
怖。
もはや、後ろを気にしながら歩くしかありません。。笑
ブルーレイと、HDディスクが争っていた頃の話ですが、結局勝ったのは、ソニーやフィリップスなどが推進していたブルーレイでしたよね。この頃、性能では勝っても、VHSに敗れてしまったβのソニーは同じ鉄を踏まずの精神で、ブルーレイの国際標準化に勤しんだわけです。でソニー連合の大勝利。
そして、覇権をもっていた、ゲーム機のプレイステーションに初期のブルーレイドライブを装備しました。
このプレステは、今となっては、お宝物で、まったくコピーガードが適用されていない製品なんですね。
=当時は、まだコピーガード=AACS法式 がなかったからです。
世界的には、容量が必要なハイビジョン放送にむけて、大容量の録画メディアが必要だったので、ブルーレイがそのすべてを担っているわけです。
でも実際に映画などで普及したのは、ビデオ規格=低解像度のDVDだったのですね。
そして、パソコンもDVDが多く採用された。
で、問題は、このパソコンでのコピーやムーブでした。
パソコンの場合は、Video形式ではなくVR形式というデジタルフォーマットなので、非劣化で簡単にコピーができてしまうのでなんらかの規制が必要だったわけです。
そこで、放送と録画、そして法整備=日本 を一気に進めていったわけです。
くしくも時代は地デジが予定されていましたので、地デジ放送にあたって、録画メディアの扱いの整備が始まったわけです。
で、いろいろ出てきました、高解像度のデジタル放送には、コピーやムーブの規制を設ける=放送データになんらかのプロテクトを入れる。必要があった。
ハード面では、まずレコーダーには、プロテクトデーターを書き込む機能=CPRM、AACS(ブル−レイ)対応が必要
その他世界のリージョンコードとのすり合わせ。
メディアにも、このコードが書き込めるような対応を決めた。
そうして、世界標準規格となったブルーレイのAACSは見事に、放送と録画ハード・ソフトの両面で君臨しているのです。
ここで、謎は、なぜ数千円にまで値下がっているブルーレイ機器がパソコンの標準にならないのか。。。
おそらくブルーレイドライブが装備されているのは、ゲーム機のプレイステーションでしょう。
プレステ3の途中から、コピーガード付きのドライブになっていますけれど。
ここが大きな謎だったわけです。
なにか、DVDのようには行かないブルーレイのお約束がありそうだったわけです。
それはすべてAACSの問題でしょう。
例えば、ある映画のブルーレイには、当然ですが、このAACSがかかっていて、ブルーレイドライブはこのAACSを認識して、コピーさせない=映像出力しない、音声を出さない。の動作をしなくてはなりません。
とても重要なことは、このAACSはDVDのように、無期限で利用できるような仕様ではないのです。というのもコピーガードを破られるからですね。
ですので有効期限が設けられています。
この有効期限、大きな問題になりますね。
例えば、あるブルーレイプレイヤーを購入し、そのため多くの映画ソースを購入するも、2年後にはそれが再生できなくなる可能性があるから。
パソコンのブルーレイドライブで、ブルーレイに記録したデータが数年経ったら読み込めなくなったら・・・
事実、ブルーレイの再生ソフトウエアの多くは、数年事にライセンスを更新し、解除キーをセットします。
でも、ソフトウエアのサポートが無くなったら。。どうなるの?
実際にこの問題が起きています。
大きな社会問題になりかねない。
つまり、パソコンに標準装備したら、クレームが数年後には起きる可能性がある。だから、DVDにしとけ じゃないかと。
このプロテクトは法律でもまもられていますよね、現在は。
盛んにコピーは違法と宣伝していますよね。。。今は個人利用であっても昔のビデオのように録画できないんです。譲歩案としてコピーワンスや、ムーブワンなどがあるわけですけどね。
高額なブルーレイレコーダーを家電で買った場合・・・
はい、多分これは、ネットに繋いで、キーを更新しているか、
特殊キーがあって、プロテクトの無効化をしているのかもしれません。
これは、地デジTVのメーカーが指定するブルーレイレコーダーを使用すれば、地デジの録画が自由にムーブできるようになっていうることからも想像できます。
ううむ・・・
地球規模で、おおきな金がうごめいているような気がしてなりません。怖
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