一時は、職人不足により生産が中止された国産の
線香花火 が、雄志の手によって復活されたというニュースが流れていました。ニュースは、秋田の横田市で職人による復活の話でした。
秋田の横田市は線香花火大会で有名ですね。
少々ネットで調べたら、全国でも少しづつは復活をしていたんですね。何年も前に福岡での生産を最後に途絶えていたとばかり思っていました。
いいですね、
日本の線香花火 。
安く流通しているのは中国産の花火ですよね。線香花火に限らずちょっとしたものは殆ど中国製といわれています。
品質云々ではありません。中国も花火の歴史は日本以上に古いのですからね。
その考え方がちがうと思います。中国製の線香花火は、火を着けたときの火玉のおおきさがまず小さいのです。その火玉からでる閃光の大きさもちいさい。
日本のモノは、火打ち石と合わせる鉄の純度がちがったのでしょう。この鉄が熱せられて閃光を放ちながら、飛び散るときの軌跡の美しさがちがうわけです。
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製法そのものは同じでも、閃光のこだわりと、素材までものこだわりが日本の花火とのちがいなのかもしれませんね。要するに、要求を満足して終わりなのか、美しさまでも追求するのかの違いです。線香花火の製法や機能の満足は同じなのです。
国産の線香花火は最後の一瞬が違うと思いません?
あの消えゆくときの、しだれ柳のような閃光の落ち具合が風流があるのです。閃光が燃えるつきるその瞬間まで手で持っていることが出来ます。
外国産は、直ぐに火玉が落ちてしまいますものね。^^;
このあたりが、花火といってもワビサビなわけです。
復活した花火はまだ入手してやってみたわけではないのですが、紙をよったモノじゃなく、竹籤の線香花火も復活したのでしょうか?
(もしかしたら、竹じゃなくて松などの木の細い籤かもしれませんけど。)
東日本と、西日本の違いという説もありますが、私はたけ竹籤のほうが古いのではと思いますね。
そもそも昔は紙(和紙)の方が高価だったでしょうし。竹籤ならその辺に沢山勝手に生えていたはずですし。
でも今は竹を使う方が手間がかかって高価ですもんね。笑
竹のやつは、消える前に2本目を継ぎ足して火玉を大きくして寿命を長くそして、落とさず最後まで誰が持っていられるかって、子どもの頃遊びませんでしたか?
紙だとなかなかねえ。
すっかり竹籤波なのでした。
けん玉と、線香花火とネズミ花火があれば、十分楽しかった夏休み。ェ^_^v;
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