ビジネス・ITの分野でも数年ほど前から沖縄の取り組みが注目されるようになってきましたね。ひとつは起業家の育成と推進ですね。結構前ですが、電力会社の女性の方のアイデアをもとに社内ベンチャーとして、沖縄泡盛など酒類の起業をされた方の奮闘が取り上げられたことがありました。
ITでも、日本各地の第3セクターがあまり良い話を聞かない中、沖縄のIT育成の成果が見え始めているのかもしれません。沖縄の取り組みは誘致と起業・企業育成で成功しているのかもしれないと感じます。他の地域は第3セクター方式(〜パーク)が多かったのではないでしょうか。既存の企業をその分野のパークという団地的に集める形ですね。
沖縄IT事情でも人材育成と、起業との連携で新しい取り組みが見られます。ここにも、パイオニアスピリッツが感じられます。育成は学校に任せればよいという一般的な考えは最初から無いのかもしれません。そこが、いいですねぇ!
五社合同企業奨学制度 という取り組みは特にすばらしいですね。
沖縄IT事情と社長日記 さんのところに解りやすく説明されていますし、前後の記事もいろいろ参考になることがかいてあります。とくにIT関連の方は一考の価値ありですね。
私がわかりにくい説明をするより、興味のある方は先のリンクからごらんになってください。
(アフィリエイトではないのでご安心くださいね。笑)
国や他の地域・企業などでも、インターンシップを推進し始めていますがこれは、人材を育てるというよりも、売り手市場になりつつある中いい人材を確保する意味合いもかなり見えてしまい少々興ざめでもあります。(数年まえならインターンシップなど見向きもしないどころか意味無しなどと言う企業さえあったわけですから。)
沖縄の場合には、人材への投資を教育の形でサポートし確保するを実践されていますし、県内の人に限っていないのがいいですね。
でも沖縄の地で学習すると、そのまま沖縄の企業に就職したくなるだろうなあ・・v^_^;
人もいいし、海も空気もきれいだし、暑さと米軍関連の問題などありますが、それ以上に魅力を感じますね。
沖縄で情報起業法(インフォプレナ)に市民権を得るべく頑張られている方や、PCの組み立てと観光の結びつけをされている方もいる(と聞きました)など、パイオニアスピリッツの勢いを感じますよ。
北海道も、「
少年よ大志をいだけ:(本当は少年よ野望を持てが正約)」というクラーク博士の言葉が有名で、元祖パイオニアスピリッツの地のはずなんですが、IT関連では最近はほとんど中央からの請け負い中心ではないでしょうか。
20年ほどまえの創成期には、表計算ソフトを初めて作成とか、四国のジャストとならんでFEPの基礎、フォント開発をする企業、数学ソフトウエア開発、ゲーム関連などパイオニアばかりでしたが、いまはナンザンショという気がします。***バレーなどと聞こえのよい話ばかり先行しているようですが、沖縄IT事情のように実を結ぶ取り組みをもう一度再興したいものです。
工学を希望する学生の減る中、沖縄IT界のような取り組みが必要と感じる次第。
企業としての学校:
サザンウイング
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