数日前にナムコとバンダイの共同持株会社設立による経営統合が発表され、この業界には激震が走ったそうです。セガとサミーに続いて2度目というのもあるようですが。
一番の要因は、はっきりと業界全体で認識されていて発言もはばかることなく言われていますが、少子化への対応だとか・・
このところ、少子化や国のニート対策のニュースが流れていますが、徐々に各業界に影響が見えてきているということでしょうかねぇ。ううむ
ゲーム機は3世代機が出てくるようで、今年のゲームショーはそれが目玉ではと推測もあるようですが、ハードの機能面は加速をつけますが、コンテンツ面はむしろ息切れ状態ですね。はっきり言って、やってみたいというゲームが出てきません。
少子化に加えて、コンシュマー機や携帯も含めたゲームコンテンツの不作では少ない子供やその親からゲームへの興味がなくなるわけですね。(--)
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PSPの売り上げも発売前に言われていたようなことはなく、実際はいつ言っても近所のビデオレンタルショップでも買えたことから考えると、あたらしいものを購入する層を除けば、期待感が薄れてきたということでしょうかね。
PSPもゲームソフトだけでなく、ビデオコンテンツとネットからの配信ものへとシフトしかけているように見えます。ポータブルでは、古いコンテンツの焼き直しを行った、DSの方が少ない子供の心を捉えたのかもしれませんね。
それにしても、旧作の焼き直しをせざるを得ないところが問題なのかもしれません。
第一次ブームとゲーム機では初代機のころのカリスマクリエイターは現役を離れていますし、次の世代はその影響を受けていますから、それ以上の新しいアイデアは結局出たんでしょうか。このあたりはゲームファンの方が詳しいでしょうね。あとは、売り上げが語るわけですし。
業界再編によって巨大化したものを残そうという動きのほかに、小さな企業ではゲーム好きなクリエイター志望者から、ゲームをしたことがない多分野からクリエイターをとる傾向にあるようです(受け売りですけど ^^;)。
結局いつかどこかで見たゲーム(デジャブなゲーム)にならないためには、ゲームの影響を受けていないまったく新しい世代が必要ということでしょうか。
少子化した子供の心を捉えるにはそのほうがいいのかもしれません。極論ですけど、子供のクリエイターが出てもおかしくないかも。笑
だとすれば、巨大化した企業が生き残るとは必ずしもいえないのかもしれませんね。
要は、世界が面白いと認めるようなコンテンツが必要なんでしょう。アニメではそれが実現しているわけですし、ゲーム業界ができない理由もないのでは。
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