現在ディスクの整理中なんですが、以前OSをインストールしなおす前にWindowsXP で暗号化したディレクトリの存在を忘れていました。
そもそも、そのディレクトリ自体を1年ほどアクセスしていないので、重要度は低くかつファイル名だけは見えますので、消去しても痛くないわけなんですが・・
ある意味WindowsXPの暗号化は強力で、暗号化したフォルダごと侵入者に盗まれたとしても、その証明書(複合化キー)もないと、たとえアドミニストレーター(Administrator)でも解除できないんです。(MCP保有者なのにそのバックアップを忘れていましたー(--) )
かなり幅の広いユーザー使用感向上を目指していますので、暗号化はフォルダなどのプロパティでチェックマークひとつで済んでしまいますし、パスワードの入力などのわずらわしいことはありません。暗号化されたフォルダは今までと変わりなくそのまま使えるわけです。
ただ、フォルダ名などの色が緑いろにかわっています。(これも普段は意識しないで使えてしまうところが問題ですね)
暗号化したユーザーなら、読み書きも何もかも自由に暗号化したことさえ気づかないでつかえるわけです。注意は、XPなどのNTFS5のファイルシステムから、FATのファイルシステムにコピーをしたら自動的に解除されることくらいでしょうか。(オーナーしかできませんけどね)
証明書のエクスポートとインポートのやり方は、WindowsXPのヘルプに載っていますから、暗号化をしている方はFDやUSBメモリなどにバックアップをしておくことをお勧めします。それは大事に隠しておいてくださいね。笑:o
というわけで私の場合は、それを忘れたために300M近いファイルを使い物にならなくしたのでした。このようなときは、いい学習をしたとあきらめてバサッと消去するのが一番ですね。解除ソフトを世界中から探してもいいですけど、そんな時間があれば、最初から300Mのデータを作り直すほうがはやいです。笑
マイクロソフト(というより米国)のこの次世代のAES暗号、なかなか強力ですので解除などの裏ツールはそう見つからないでしょう。
暗号はキーをなくせば自分も侵入者扱いされます。諸刃の剣Gといったところでしょう。
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