やはりtruStudioの現在の最新バージョンと、PHPの組み合わせはかなり手ごわいですね。まだ、truStudio関連の情報は思ったより少なくて、自分で何とかせざるをえません。;_;
で、とりあえず動作させることに成功したようなので、ここに記録しておきます。同じことで困っている方もいるかもしれませんしね。
まず最初に、truStddioはかなりバージョンにシビアのようです。常に最新バージョンがいいかもしれません。
私は、trustudio-foundation-1.0M5.zip です。Eclipseの実行形式まで含んだものもあるんですが(両方をダウンロードしましたが)、すでにEclipseはインストール済みなのでこちらは、どうしても動作しなかったとき試そうとおもい保存してあります。
zipファイルなので解凍先をEclipseのインストールフォルダにします。不安があれば、一旦ダウンロード先に解凍し、そこに出来たEclipseフォルダを先にインストールした、Eclipseフォルダに上書きすると、同じ構成のフォルダ内にPHPのプラグインが入ります。その後、Eclipseを起動してプロジェクト作成ダイアログ等にPHPの項目が出来ていればまずはOKですね。
で、そのまま実行してもインタープリタが無いやんけ!とエラーが出ますので、こんどこそPHPのインストールです。PHP4のバージョンですが、低いバージョンだといろいろとおかしな動作をしたり、全く認識しないなどの症状が出ている方もいたようですね。(HPなどを検索してみると)
ですから、現在の最新バージョンをと思い調べるとPHP4の最新バージョン(Windowsバイナリー版で)は、PHP 4.3.9です。ですが、これはまだデバッグdllが出ていないので、PHPもその最新バージョンにあわせてPHP 4.3.8にします。(というかすでに5.*に移っているようですが)
デバッグDLLのダウンロード先 は、DBG: Php Debugger: というところですね。
これらのインストールについては、MA Style+:PC さん記事の中のSeptember 05, 2004 を参考にするといいでしょう。
次に、EclipseのPHPインタープリタの設定をします。メニューから、ウインドウ-設定を選択すると、ダイアログが出ますから、PHP項目からPHP Interpretersを選択し、表示されたパネルのAddボタンを押下して、PHPのCLIまでのパスとPHP.INIのパス(C:\windows\php.ini)を設定します。Environment Nameには、PHP 4.3.8CLIなど判りやすく記入するといいです。PHPのCGI版も同様に追加します。
で、結論としてはCGI版が動作します。古いバージョンではCLI版が動作したとかいてあるところもあるのですが、このバージョンではちゃんとCGI版が動作します。
また、インタープリタは複数設定しその中で1つをチェックするようなので、PHP5も別にインストールして実験も可能かもしれませんね。(iniファイルは共通の可能性がありますけど)
今度は、php.iniの編集をします。ほとんどセミコロンをはずすだけですが。気をつけるところは次のような感じですか・・
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output_buffering = On
output_handler =mb_output_handler
expose_php = On
register_globals = Off
register_argc_argv = On
default_mimetype = "text/html"
default_charset = Shift_JIS
extension_dir ="d:\PHP\extensions"
enable_dl = On
file_uploads = On
upload_tmp_dir = d:\PHP\uploadtemp ; temporary directory for HTTP uploaded files (will use system default if not specified)
upload_max_filesize = 2M
allow_url_fopen = On
extension=php_bz2.dll
extension=php_cpdf.dll
extension=php_crack.dll
extension=php_gd2.dll
extension=php_imap.dll
extension=php_java.dll
extension=php_mbstring.dll
extension=php_pdf.dll
extension=php_snmp.dll
extension=php_sockets.dll
extension=php_w32api.dll
extension=php_zip.dll
extension=php_dbg.dll
[mail function]
SMTP = ***.****.*.jp ; for Win32 only
smtp_port = 25
sendmail_from= ***@***.****.*.jp ; for Win32 only
[Session]
session.save_path = Z:\PHP\tmp ; <-自分で作成したフォルダ指定
session.save_path= Z:\PHP\sessiondata ; argument passed to save_handler
[mbstring]
mbstring.language = Japanese
mbstring.internal_encoding = EUC-JP
mbstring.http_input = auto
mbstring.http_output = SJIS
mbstring.encoding_translation = On
mbstring.detect_order = auto
mbstring.substitute_character = none;
mbstring.func_overload = 0
;以下は無いので追加
[Debugger]
debugger.enabled = on
extension=のコメント(;)は最初は必要なものだけはずし起動を確認しながらはずすようにしたほうがいいですよ。一気にはずすとどれがエラーの元か確認するのも大変ですから。
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このほかでは、php_dbg.dll.4.3.8をphp_dbg.4.3.8に名前を換えて、PHPのextentionディレクトリにコピーしたり、php4ts.dll を、必要な場所にコピーしたりですね。必要な場所とは、少なくともCLI版とCGI版のPHP.exeと同じディレクトリ。
(本来は、C:\windows\system32あたりですかね。)
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