好きなことを仕事に？ (旧記事：GsBlogからデータ移動)

現在の仕事柄若年層？(笑)の若者と話をする機会が多いんですが、最近気になることがあります。なかなか就職活動をしなかったり、いま目の前のことにやる気をみせなかったり。まあ、いろいろなことが重なって見出した共通項です。

要は、好きなことをしたい。興味がわくかどうかわからない。やっていけるかどうかわからない。だから、どうもやる気がおきない・・気力がでなくて、朝も寝ていたい。・・遅刻と欠席の繰り返しで、そのうち嫌悪感にさいなまれ、最悪は、引きこもってしまう。

そんな図式です。もうシナリオははっきりしています。引きこもる必要のない者までが行ってしまうので、そういう人たちを相手にしていると、自分も落ち込みそうになります。笑

で、ふと自分の同じ年頃はどうだったか、考えて見ました。たしかに、好きなことを仕事にしたいとか、嫌いなことはしたくないとか思っていましたが、見つけた答えも速かった。すくなくとも、いろいろやったりやらされたりすることに一生懸命で面倒だとは思っても見なかったことで、答えを得やすくなっていなんだと思いますね。

　まだ出会っていない人を好きとか嫌いとか思えますか？　好きの予定を作れますか？
というのが最も簡単な答えです。

　仕事でもなんでもそうですけど、まだやっても見ないことに好き嫌いや、興味云々はできないですよねぇ。もし本当に好きだと思えることがあるのなら、既にそれ自体に出会っているわけですから、悩む必要さえないわけです。笑

未経験のことに、理屈もなにもないわけです。要するに経験することが大事なのであって、実際やって見たことに様々な結果がでるわけですものね。好き嫌い、良し悪し。楽しい、楽しくないなどですよ。

何もしないというのは、そういう感情面や、良い経験すら起こりえないということですね。

むしろ最初は無我夢中だった、そのうち経済的な余裕や時間的余裕がでてきて、よく考えると天職だったとか、そろそろ次の段階にすすまなきゃとか、この仕事ではこれ以上得るものがないとかわかるんですよね。

最初は、働くことに理由はいりません。要するに自立して余裕が出てそれからを考えられるようになるまで頑張るべきですよ。そもそも自立していない学生さんはね。^_^;
働かないならそれなりに理由は必要かもしれませんがね。

そうすることで、学生という特別な時代に終わりを告げて、社会人という空間の仲間に入れるわけです。そのなかに入れなきゃ、なんであろうと云々できませんよね。

今でも仕事に関することは、格好つけると波乱万丈でないですか(笑)？　すでに社会人のみなさん。ですよね？

きっと、良かったかどうかなんてリタイアするときに解るんでしょうね。やっぱり今は、今でも無我夢中できゃ面白くありません。

少しは学生さんやフリーターの方の考える参考になればいいんですが・・ううむ。どうでしょう。