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2010/7/18

電子書籍について カテゴリー 徒然ぶろぐ

アップルのスマートフォンとPADの躍進の影には、二つの要素がある。
1つは、ツイッターだ。

これはクラウドでもなんでもない。WebAPIをもった、ブログのミニと
掲示板のようなリアルタイム性をもった仕組み。わずかな文字数の投稿を
気軽にできる、かつ、投稿した記事というのはフォロワしか見ないという
ことが受けた世界的なヒットだ。たぶんクラウドサービス前の最後?の
コンクリート5と並ぶ原稿システムものの大ヒットかもしれない。日本の
○チャンネルがもっと使いやすく世界で受けたようなものだね。

2つめは、電子書籍だ。
とくにiPadという機械を支えるために必要だった普及だ。この電子書籍というやつは、世界企業が10年も前から挑戦しては敗れるという分野だった(日本ではソニーなどが専用機を出していた)が、成功しないから日本の中でも忘れ去られていたものだった。


数年前から、Webのリッチコンテンツの分野の優であるFlashがページフリップ技術を使った本のようなもの:デジタルブックを出してというか世界中でクリエイターが推進して成功していた。日本でも数年前からこれに取り組んだベンチャーなどが成功している。AdobeのPDFも一役かっている分野なのだ。


ただ、出版業界をおびやかすようなものにまでは育っていない。というのも、出版の印税=作家の報酬にまで踏み込んでいなかったからだし、なにより出版社も数社しかこれを推進しないでいた。ゆえに、Flashの書籍作成に関してや、なにより本の流通インフラも整備されることがなっただけだ。

そこへ、ネット上での書籍販売に成功していた、アマゾンが、キンドルというPADを出した。すでに流通網インフラが整備されていたし、通信販売の優でもあったし、なにより成功の要因は、本の作家の印税を70%と決めたことだ。これには世界の出版業界が息を呑む結果になった。


キンドルの一番の問題は、本のフォーマットが独自だったこと。キンドルが白黒で、印刷物以外の表現力では乏しいこと。だ。


これを、見ていたアップルはすでに、ネットでのインフラとPCのコンビネーションで成功していた(iPhoneの成功)故に、次にこの電子書籍があればPAD(キンドル)のようなマシンを自社が独占できる可能性があることに気がついた。スマートフォンを大きくし、安価で製造することが可能なら(事実日本の技術があれば可能)ということだったのでGoになった。問題は単体では使えない(電話でもないので)マシンゆえの欠点を、電子書籍でしのげるかだった。

つまり、さまざまなクラウドサービスが出現してくるまで、電子書籍でつなぐ。だったろう。


この答えはすでに出ていて、短期に実現するには「ePub」という標準書籍フォーマットを採用し、アマゾンと同じく、印税率を採用し、iTunesに書籍の部分を拡張することだった。

どうして、日本では電子書籍を成功させることができなかったかの答えはここにある。と思う。

この先、電子書籍の成功に後押しされ、Flashのデジタルブックが出てくるのは予想できる。故にアップルがAdobeをけん制し、Android(Google)に勝ろうとするのは理解できる動きだ。

HTML5か、MSのSilverlightも有効だが、オーサリング環境が事実上ないので、Flashが枯れた技術と陰口をたたかれても残るししばらくは業界を牽引すると思われる。もしかしたら覇権は、AdobeとGoogleの手に渡っているかもしれない。

ところで、ePubの本をWeb上で作れるクラウドサービスがではじめている。これこそ、出版業界が警戒しなければならないことだ。
本の出版は、プロの手を離れて、個人でも簡単に参加できる入り口に立っている。

本を試しに作ってみました。ダウンロード Link して、iBooksで見ることができます。
あるいは、ぱぶー Link でダウンロードしてください。

この様な例もあります。ソフトウエアのみで実現した例
デジタルブックサンプル(IE専用) Link

― posted by i2lab at 12:57 pm pingTrackBack [0]

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