島根県の
竹島条例Gですか。その条例に反応して激しいデモを行う韓国のニュースがありましたね。
(この問題はデリケートですから、記事にするのも公平さが大事かも・・^^;)
デモの中で、日本をあらわす旗を燃やす部分がありましたが、その絵に気づかれましたか?
そう、総理大臣の絵ではありませんでした。サムライの絵です。
おそらくは「
豊臣秀吉G」「
加藤清正G」のどちらかでしょう。ううむ。・・
竹島という島は、かなり小さいらしいですね。大きさは日比谷公園程度とか。(違ったかな)
でも、それが領土となれば経済水域として200海里が広がるわけですから重要なエリアとなるわけです。
どちらかといえば、日本にとっては経済的な問題が大きいかもしれません。両国にとっても領土からはかなり離れている小さな島ですから、住域としての価値は薄いですしね。
では、韓国の皆さんにとって何が問題なのでしょう。現在では両国とも漁業技術の発達から、200海里内であろうとなかろうと、日本海(韓国名はわかりません)の資源は枯渇の危機ですから、経済水域にそれほどこだわる島ではないわけです。これは日本とっても同様に現在では言えるのかもしれませんね。
あとはもう、両国とも戦後のGHQの残した問題で行き違ったままきたのでプライドだけがのこったのかもしれません。正直そう感じます。
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先ほどの、燃やされる旗の絵を考えてみると歴史上の問題がかなり大きいかもしれません。戦国から江戸時代にかけて、日本の漁師はいわゆる竹島を拠点にしてその周辺で量をしていた記録があります。それは幕府の許可を得る必要もあったでしょう。
記録上はそうでしょうけど、それ以前から実は漁師同士の交流はあった可能性はありますね。おそらく両国ともこの水域の島を領土と考えるような時代ではなかったというのが実際面ではないでしょうか。
で、事情が変わったのが秀吉による韓国への遠征です。
我々日本人にとっては、信長・秀吉・家康というのは3大将軍として歴史認識されますが、韓国の人にとってはいまだに侵略を始めた日本人になるわけです。これもまた事実ですね。
その後の大戦ではご存知のとおりですし。
竹島問題とは、両国の位置から見ていると永遠に解決しないのかもしれません。
竹島に立って考える必要があるのかもしれませんね。
北海道に住んでいると、北方領土を何度か見る機会があります。
野付半島からたった16キロ離れたロシアなんですが、実際日本人の住域だと誰もが思っても帰ってはきません。200海里とか経済水域という側面では解決しないのかもしれません。
韓国は、日本にとっては、紙や印刷、陶器の製造技術を伝えてくれたいわば文化上では中国と並んで重要国でしょう。その当時は盛んな交流もあったわけですし。
そのころと同じ友好関係に戻るチャンスは、ワールドカップの日韓共同開催や、ヨンさまブームなどで高まっている今でしょうね。
竹島は両国の中心位置のようなもので、もっと友好材料にする方法はあると思います。
経済水域からはずして、共同海洋研究位置にするとかね。
そうしないと、経済的側面と歴史的側面のぶつかり合いでは永遠に平行線のような気がします。
朝のニュースから、普段あまり考えない記事を書いてみました。
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