Sonny Rollins のDon't Ask.の紹介です。
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1996/11/05 年 録音の比較的新しい時代のロリンズです。この頃のロリンズはソロの即興(インプロビゼーションですか)に前人未到のパフォーマンスに到達する少し前の頃で、若いミュージシャンや、エレクトリックな音、中国楽器のタイチーなどの演奏というように、自己表現の壁を次の次元へ高めようとした節目となる一枚です。
参加ミュージシャンは当時まだ無名の人が多かったですが、現在では巨人となっているラリーコリエル(Aギター)とのデュオなど今では名演になっている演奏も含まれているアルバム(紹介のものはCDですが)ですね。
どの曲も今の時代では当たり前のような感覚で聞けるとおもいますが、当時はJazz界にあっては、なぜロリンズがというような声も多かったはずですね。
どれを聞いても、Jazzファンでなくても聞きやすくて演奏も楽しめますよ。
圧巻なのは、ロリンズのソロが数年後には、そうかこんな風に到達するのかというような兆しのある、爆発を秘めた力強いソロを聞けるはずです。
今の時代、ドラマや映画にJazzというよりはサックスの演奏挿入がよくありますけよね。感覚的にはそのような感じで聞ける演奏でも、でもやっぱりロリンズは違うわということが良くわかるはずですよ。
バラードなんかも含まれているので、空間音楽としても空気のように流していてもいい音です。メロディアスな一枚。
曲目の一覧
1.Harlem Boys
2.File
3.Disco Monk 試聴する? - Monkとは、そうセロニアス・モンクのことです♪
4.My Ideal
5.Don't Ask 試聴する? Real Pleyer が必要です。
6.Tai-Chi
7.And Then My Love I Found You
(試聴はReal Playerのインストールが必要です。)
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