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2004/12/3

WindowsXPのエスケープシーケンス 2 カテゴリー TIPSなど

CONFIG.NTにansi.sysを組み込んで、command.comを起動しプログラムを起動しても、そもそもDOSのモードでは動作しないといわれます。
という学生の意見が出ましたので、さらに追加しておきますね。
実はcommand.comは16ビット時代のDOSプログラムの互換性のためにあるわけです。しかも完全な互換性は無いようです。(というか他のコマンドも32ビット化されていて不完全な状態で起動している)

WindowsXP Link VisualStudio6.0G Link 】あるいは、BorlandC++でコンパイルすると、DOSプログラムが作成できるわけではなく、コンソールアプリケーションが作成されるわけです。で、これは32ビットで現在のWindowsのモードで起動できるように実行形式のヘッダーに情報が記述されています。

したがって、16ビットのDOSプログラムを期待する環境では動作させられないというわけなんです。

では、どうしたらDOSのプログラムを作成できるかというと、TurboC++4.0などの16ビットコンパイラを入手し、WindowsXP上で互換性の設定をしてから起動っするという方法が考えられます。

もうひとつは、VisualStudio Link 専用になりますが、日本技研 Link のPWP32という環境をお勧めします。個人で実験するだけなら無料でVectorからダウンロードして使用することができます。
PWP32は使い方によっては、非常に便利な環境です。最近は開発もとまっているようですけども、ぜひともボーランド用や、WindowsXPに正式対応してほしいものです。(非公式では動作していますが。笑)

― posted by i2lab at 07:38 pm pingTrackBack [0]

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