アランフェス協奏曲といえば、盲目の作曲家でかつギタリストのホアキン・ロドリーゴが、スペイン中部にあるアランフェスの歴史をしのんで39年に作曲したもの。『ギターとオーケストラのための協奏曲』の第2楽章ですね。(Amazonより。^^;)
世界中のクリエイターがジャンルに関係なく取り組む、作品そのものが名作なんですね。
で、今日のお勧めは ジムホール(ギター)の「アランフェス協奏曲」です。ジャケットからして涼しさというかクールさが現れていますよね。4曲目がアランフェスなんですが、LP盤では半面全部を使うほどの大作に仕上がっています。
Jazzはちょっとねえ、と言う方にも損はさせないどころか、演奏に加わったJazzクリエイターに興味をもってさらに色々聞いて見たくなるでしょう。
できればLPを手に入るといいですね。(私は持っています。永久保存版 ^^;)
このアルバムは、Jazz版「アランフェス協奏曲」が数ある中での一番の名演奏でしょう。(多くのJazzファンの声ですよ) しかもオーケストラは一切使っておらず、カルテット(曲によりクインテット)だけで、クラシックファンのココロも揺らした名演なんです。
アランフェス協奏曲の曲目リスト
1.ユード・ビー・ソー・ナイス・トゥ・カム・ホーム・トゥ
2.トゥーズ・ブルース
3.アンサー・イズ・イエス
4.アランフェス協奏曲
チェット・ベイカー(トランペット) 「いつか王子様が」以上の名演奏でクールです。
ポール・デスモンド(アルト・サックス)クールでささやきソロは是非堪能してください
スティーブ・ガッド(ドラムス)ドラムスの高音?がすばらしいです。聞くとわかりますよ。
ロン・カーター(ベース)の重厚で粘りのあるリズム、
ジム・ホール(ギター)の抑えて静かですが、情熱のギターです
ドン・セベスキーのアレンジで、最高の作品にしあがってます。
Jazzファンでないあなたに聞いてほしい一枚ですね。部屋をちょっと薄暗くして、ブランデーでも飲みながら(ワインかな)、彼氏・彼女と奥様・だんな様とゆったり聞くのにも、最高ではないでしょうか。
きっとJazzファンになって、自分たちのお気に入りの一枚を探す楽しみに目覚めますよ。
今宵クールなJazzをあなたに・・・というところでしょうか。
ジム・ホールG
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